本文へ移動

自動車整備・車検・中古車販売の集客とGoogleマップ(認証工場・指定工場の表示と価格表示)

認証工場と指定工場の違いと、車検の料金・中古車の支払総額の見せ方をまとめた図

自動車整備工場や中古車販売店の集客は、車検・点検・修理・購入を考えた人に近くで見つけてもらう入口を整え、来てくれたお客さまに次の車検の時期にもう一度声をかけることの組み合わせです。Googleマップでは、認証工場か指定工場か、車検の料金がどこまで含んだ金額かをはっきり見せることが、比べられたときに選ばれる理由になります。

この記事では、整備工場・車検・中古車販売に関わる集客の方法と、Googleマップ(Googleビジネスプロフィール)に載せるときの注意を、道路運送車両法、国土交通省の資料、自動車公正取引協議会の案内、Googleの公式ヘルプをもとにまとめました。

出典

いずれも2026年10月に確認

最初の1ヶ月無料。送っていただいた作業の写真の追加、説明文の手直し、口コミの返信文づくりまで、月4,980円(税込)・初期費用0円でお引き受けします。含まれる作業と料金を見る

自動車整備・販売の集客方法は、主に6つ

整備工場や中古車販売店の集客の方法は、大きく分けると次の6つです。車検や点検は時期が決まっているため、新しいお客さまに見つけてもらう入口と、次の時期にもう一度来てもらう仕組みの両方が要ります。

方法向いていること気をつけること
Googleマップ(MEO対策)近くの工場を今探す人に見つけてもらう料金や認証の情報が古いと外される
車検・整備の比較予約サイト車検を比べている人にまとめて見せる掲載費がかかり、価格で並べられやすい
中古車情報サイト車種や予算で探す人に在庫を見せる掲載費がかかり、同じ車と比べられる
自社のホームページ作業内容や料金を自分の言葉で伝える作っただけでは見つけてもらいにくい
点検・車検のお知らせ来てくれた人に次の時期を知らせる連絡先と時期を記録しておく必要がある
紹介・地域のつながり近所や知り合いの車をまとめて任される紹介だけでは相談の数が限られる

このうち、Googleマップで見つけてもらい、選んでもらうための取り組みをMEO対策と呼びます。使うのはGoogleビジネスプロフィールで、登録も管理も無料です。比較予約サイトや中古車情報サイトを使っていても、Googleマップに同じ料金・営業時間・予約先を載せておけば、入口が1つ増えます。

比較予約サイトや情報サイトは、見てもらえる数が多い反面、同じ画面に近くの工場や販売店が並びます。Googleマップでも近くのお店は並びますが、写真、口コミ、認証の有無、料金の内訳を自分で整えて見せられる点が違います。近くの整備工場や販売店と並んだとき、自社が何番目に出ていて、口コミの件数や評価にどれほど差があるかは、近くの同業と比べられる無料のページで、店名と地域を入れると確かめられます(登録は不要です)。ポータルとの使い分けは「ポータルサイトとGoogleマップの違い」にあります。

認証工場と指定工場の違いを、お客さまに伝える

車検を頼む人の多くは、工場の違いを知らないまま比べています。ここを短く説明できると、なぜこの料金なのか、なぜ車を預ける日数が違うのかが伝わりやすくなります。

法律と国土交通省の案内で決まっていること

道路運送車両法では、自動車特定整備事業を経営しようとする者は、事業の種類と事業場ごとに、地方運輸局長の認証を受けなければならないとしています(第78条)。事業の種類は、普通自動車・小型自動車・軽自動車の3つに分かれています(第77条)。国土交通省の案内では、この認証を受けた工場を認証工場と呼んでいます。

指定工場は、認証を受けた事業場のうち、検査の設備を持ち、自動車検査員を選んで点検・整備の検査をさせると認められたものが、地方運輸局長から指定を受けたものです(第94条の2)。国土交通省の案内では、一般に民間車検場とも呼ばれるとしています。

項目認証工場指定工場
受けているもの地方運輸局長の認証認証に加えて、地方運輸局長の指定
車検の検査運輸支局などの検査場で受ける工場の中で自動車検査員が行う
車の持ち込み運輸支局などへ持ち込む適合証の提出で省ける

国土交通省の案内では、指定工場で保安基準に適合すると、保安基準適合証が交付され、これを運輸支局などに提出することで車の持ち込みを省けるとしています。令和2年3月より前は「自動車分解整備事業」として認証されていたため、古い看板や資料に「分解整備」の言葉が残っていることもあります。

標識の写真と説明で、確かめやすくする

道路運送車両法では、自動車特定整備事業者は、事業場で公衆の見やすいように、国土交通省令で定める様式の標識を掲げなければならないとしています。認証を受けていない者が、同じ標識や似た標識を掲げることは禁じられています(第89条)。

この標識は、お客さまにとって国の認証を受けた工場かどうかを確かめる手がかりになります。国土交通省は、分解整備を伴う車検や点検整備は国の認証を受けた工場に頼むよう呼びかけています。

  • 標識が読める写真を、Googleビジネスプロフィールに載せます。外観の写真に写り込んでいるだけでは、スマホでは読めないことがあります
  • ビジネスの説明に、認証工場か指定工場かを書きます。「普通・小型・軽自動車の認証工場です」のように、対象の車の種類まで書くと、トラックや軽自動車の持ち主が迷いません
  • 指定工場なら、車検の流れも一言添えます。「工場内で検査まで行います」と書いておくと、預ける日数を気にする人の判断材料になります

説明に書いてよいのは、実際に受けている認証や指定の内容だけです。

Googleビジネスプロフィールを整える方法

カテゴリは、中心の仕事から選ぶ

Googleのヘルプでは、カテゴリはビジネスの内容をユーザーに知らせるもので、メインカテゴリには最も近いものを選び、独自の業種は作れないとしています。整備が中心か、販売が中心かで、メインカテゴリを決めます。候補は、管理画面で「自動車整備」「車検」などと入力して表示されるものから選びます。

自動車ディーラーについては、Googleが別の案内を設けています。そこでは、ディーラー自体のプロフィールのほか、販売・部品・修理などの部門ごとにプロフィールを作れるとし、販売には「自動車ディーラー」、メンテナンスには「カーサービス」、部品販売には「自動車用品店」のカテゴリをすすめています。新車ディーラーは取り扱うブランドごとにプロフィールを作れますが、中古車ディーラーは、ブランドが頻繁に変わる可能性があるため、ブランドごとには作れないと、Googleは案内しています。

カテゴリの選び方と数の考え方は、「Googleビジネスプロフィールのカテゴリの選び方」にあります。

営業時間は、販売と整備で分ける

Googleのガイドラインでは、自動車販売店は自動車を販売している時間を指定し、新車販売と中古車販売の時間が異なる場合は、別に営業時間を指定するとしています。ディーラー向けの案内でも、販売部門とサービス部門で営業時間が違うときは、それぞれのプロフィールで最新に保つよう求めています。

整備工場でも、受付は開いていても作業場は早く閉める、土曜は午前だけ受け付ける、という形はよくあります。車を持ち込める時間と、電話で相談できる時間が違うなら、説明にも一言書いておきます。

サービスに、作業ごとの料金を載せる

Googleビジネスプロフィールでは、業種によって、サービスを追加して説明や価格を載せられます。一覧にない作業は「カスタムのサービスを追加」で作れますが、カスタムのサービス名には価格や電話番号を入れられません。価格は詳細の欄に入れます。

サービスの例説明に書いておきたいこと
車検整備料金と法定費用のどちらの額か
12か月点検所要時間と、代車の有無
オイル交換予約が要るか、持ち込みでよいか
タイヤ交換持ち込みタイヤを受けるか
板金・塗装見積もりを受ける方法
中古車販売価格は支払総額で載せること

メニュー・サービス・商品の違いや登録の手順は、「Googleビジネスプロフィールのメニュー・サービスの登録方法」にあります。

予約・見積もりのリンクを付ける

Googleのヘルプでは、予約や注文などに使うリンクは、カテゴリごとに最大10個まで追加でき、複数ある場合は上に表示する優先リンクを選べるとしています。車検の予約ページや見積もりの依頼フォームがあれば、そこへまっすぐつながるリンクを付けます。比較予約サイトを使っている場合も、いま実際に予約を受けている先が優先して表示されているかを、スマホで確かめておきます。手順は「予約ボタン・予約リンクの付け方」にあります。

店名に言葉を足さない

Googleのガイドラインでは、ビジネス名に不要な情報を含めることはできず、含めるとプロフィールが停止される場合があるとしています。看板にない「車検」「格安」「〇〇市」を店名に足すのではなく、カテゴリ・サービス・説明で伝えます。

車検の料金は、法定費用と整備料金を分けて見せる

国土交通省の資料では、車検の費用には点検・整備の料金だけでなく、国などに納める法定費用が必要だとしています。資料の内訳は次のとおりです。

支払う先内容
整備工場点検・整備料金
国または保険会社(法定費用)自動車重量税、自賠責保険料、検査手数料

同じ資料では、整備工場に車検を頼むと、点検整備料金の概算や法定費用などを書いた概算見積書が交付されるとしています。法定費用は、車の重さや年数などで変わるため、Googleマップには整備料金の目安を載せ、法定費用は別にかかることを書く形が分かりやすくなります。

  • 「車検 〇〇円〜」とだけ書くと、法定費用込みの額と並べて比べられ、行き違いのもとになります
  • 「法定費用込み」で載せるなら、どの車種・重さの例かを添えます
  • 追加の整備が出たときに、作業の前に連絡するかどうかも書いておくと安心されます
  • 車検の費用はまとまった金額になるので、支払い方法も聞かれます。電子決済が使えるかは、プロフィールの[その他]にある「お支払い」の項目で示せます。カードや分割の扱いは、料金表と一緒に書いておきます

チラシや投稿で料金を案内するときは、景品表示法の価格表示のルールもかかります。業種ごとのルールは、「業種別・広告ルールの早見表」にあります。

中古車の価格は「支払総額」で表示する

中古車販売では、価格の書き方に業界のルールがあります。自動車公正取引協議会の案内では、消費者庁と公正取引委員会が認定した公正競争規約の改正により、2023年10月1日から、中古車の販売価格の表示が「支払総額」に変わりました。

支払総額に含めるもの

案内では、支払総額は「車両価格」に、その中古車を買うときに最低限必要な「諸費用」を加えた価格です。表示するときは、内訳として車両価格と諸費用の額を示します。

区分主な中身(協議会の案内)
支払総額に含める諸費用保険料、税金、登録などの手続代行費用
支払総額に含まないもの任意保険料、希望ナンバー、納車費用など
車両価格に含めるもの納車準備費用、納車前の点検・整備など

協議会は、表示した支払総額で売らないことや、車両価格に含めるべき納車準備費用などを諸費用として別に請求することを、規約違反としています。定期点検整備の有無と保証の有無も、支払総額の近くにはっきり表示するよう求めています。

Googleマップでも、店頭と同じ表示にそろえる

協議会のFAQでは、広告(インターネット等の広告を含む)、店頭展示車、注文書など、すべての販売価格を支払総額で表示するとしています。Googleマップの投稿や写真で在庫を紹介するときも、店頭のプライスボードやホームページと同じ支払総額を載せておくのが安全です。

  • 自賠責保険料などの月ごとに変わる額は、協議会のFAQで、変わったときに速やかに表示を直すよう求められています。古い投稿の価格をそのままにしないようにします
  • 「コミコミ」などの言葉は、支払総額の名称と並べる場合に限り使えるとされています
  • 車両価格を、支払総額より大きく目立たせる表示は認められていません

細かな判断に迷うときは、自動車公正取引協議会の資料を確かめるか、協議会に問い合わせてください。

点検・車検の時期にお知らせする

整備工場は、一度来てくれたお客さまに、次に来てもらう時期がはっきりしている業種です。道路運送車両法では、自家用乗用車の自動車検査証の有効期間は2年、初めて交付するときは3年とされています(第61条)。定期点検も、自家用の乗用車などは1年ごとと定められています(第48条)。

  • 車検・点検の時期と、連絡してよい方法を記録します。連絡はお客さまの了承を得た方法で行います
  • お知らせには、予約の取り方を1つだけ書きます。電話・予約ページ・LINEのどれで受けるかを決めておきます
  • 作業のあとに、次の時期の目安を伝えます。「次の12か月点検は来年の〇月です」と、その場で伝えておきます

口コミを集めるときの頼み方

整備工場で口コミをお願いしやすいのは、車をお返しするときに、作業の内容を説明して納得してもらえた場面です。Googleのヘルプでは、Googleのリンクにアクセスするか、QRコードを読み取ってもらう方法で口コミを依頼できるとしています。

  • QRコードを付けたカードを、整備明細や納車の書類と一緒にお渡しします
  • お願いは、満足していそうな人だけでなく、全員に同じようにします。Googleのポリシーでは、肯定的な口コミを選んで募ることや、スタッフに一定数の口コミを集めるよう求めることも禁止されています
  • 「次の車検を割り引くので口コミを」は、Googleのルールで固く禁じられています

返信では、ナンバーや車検証の内容、お客さまの名前など、車と持ち主が分かる情報には触れません。費用への不満が書かれた口コミには、言い訳をせず、見積もりの説明が足りなかった点のお詫びと、問い合わせ先を短く書きます。頼み方のくわしい説明は、「Googleの口コミを増やす方法」にあります。

よくある失敗

  • 標識の写真がなく、認証工場か分からない:比べている人には、ほかの工場との違いが伝わりません
  • 車検の料金に、法定費用が入っているのか書いていない:安く見せたと受け取られ、来店後の不満につながります
  • 中古車の投稿に、車両価格だけを載せている:店頭の支払総額と食い違う表示になります
  • 販売と整備の営業時間を1つにまとめている:作業場が閉まった後に車を持って来られることがあります
  • 予約リンクの先が、もう使っていない比較予約サイトのまま:予約したい人を、その場で逃してしまいます

Googleマップの運用を任せたいときは

当社の「MEOで同業比較くん」では、近くの整備工場・販売店との比較表を毎月お作りし、カテゴリやサービスの見直し、標識や作業風景の写真の掲載、お知らせの投稿、口コミの返信文の作成を行います。返信文はLINEでお送りし、ご確認いただいてから返信します。月額4,980円(税込)、初期費用0円、契約期間の縛りはなく、最初の1ヶ月は無料です。

含まれる作業と料金は、料金のご案内にまとめています。

よくあるご質問

自動車整備工場の集客方法には、どんなものがありますか?

主に、Googleマップ(MEO対策)、車検・整備の比較予約サイト、中古車情報サイト、自社のホームページ、お客さまへの点検・車検のお知らせ、紹介や地域のつながりの6つです。車検や点検は時期が決まっているため、新しいお客さまに見つけてもらう入口と、次の車検の時期にもう一度声をかける仕組みを組み合わせます。Googleマップは無料のGoogleビジネスプロフィールで管理できます。

認証工場と指定工場は、何が違いますか?

国土交通省の案内では、認証工場は、特定整備(分解整備など)を行うために地方運輸局長の認証を受けた工場です。指定工場は、認証工場のうち、検査の設備を持ち、自動車検査員を置いて検査まで行えると認められた工場で、民間車検場とも呼ばれます。認証工場の車検では、車を運輸支局などに持ち込んで検査を受けます。指定工場では工場の中で検査を行い、保安基準適合証を交付するため、車の持ち込みを省けます。

認証工場であることを、Googleマップでどう伝えればいいですか?

道路運送車両法では、認証を受けた自動車特定整備事業者は、事業場に公衆の見やすいように標識を掲げることとされています。この標識の写真をGoogleビジネスプロフィールに載せ、ビジネスの説明に、認証工場か指定工場か、対象とする車の種類(普通・小型・軽)を書いておくと、探している人が確かめやすくなります。店名に「車検」「格安」などの言葉を足すことは、Googleのガイドラインで認められていません。

中古車の価格をGoogleマップに載せるときの注意はありますか?

自動車公正取引協議会の公正競争規約では、2023年10月1日から、中古車の販売価格は「支払総額」の名称で、内訳として車両価格と諸費用を示して表示することになりました。規約のFAQでは、インターネット等の広告を含むすべての販売価格が対象とされています。投稿や写真で価格を見せる場合も、店頭やホームページと同じ支払総額にそろえておくのが安全です。

車検の料金は、どう書けば分かりやすいですか?

国土交通省の資料では、車検の費用は、整備工場に支払う点検・整備料金と、国や保険会社に支払う法定費用(自動車重量税・自賠責保険料・検査手数料)に分かれるとしています。料金を載せるときは、どちらの金額なのかを分けて書くと、ほかの工場と比べる人に誤解されにくくなります。

車検の割引と引き換えに、口コミを頼んでもいいですか?

Googleの口コミでは、だめです。Googleは、口コミの投稿や変更、否定的な口コミの削除と引き換えに、無料または割引価格で商品やサービスを提供することを固く禁じています。良い口コミをくれそうな人だけを選んで頼むことも、Googleのポリシーで禁止されています。

整備工場のGoogleマップの運用は、業者に任せられますか?費用はどのくらいですか?

任せられます。Googleビジネスプロフィールの管理者として招待すれば、カテゴリやサービスの見直し、作業写真の掲載、お知らせの投稿、口コミへの返信を代行会社が行えます。当社が2026年10月に、料金を公開しているGoogleマップ運用代行6社を調べた範囲では、月額は税込14,800円〜54,780円でした。当社の「MEOで同業比較くん」は月4,980円(税込)、初期費用0円、契約期間の縛りはなく、最初の1ヶ月は無料です。

この記事について

MEOで同業比較くん編集部合同会社エスコネクト

Googleマップでの見つけられやすさを、近隣の同業他社さまと比べながら整えるサービス「MEOで同業比較くん」の編集部です。記事は、Googleの公式ヘルプや法令・国の資料を確認して書いています。確認した時期は、各記事の出典に書いてあります。

当社が約束していること

  • Googleマップでの表示順位は保証しません。順位を決めるのはGoogleです
  • Googleビジネスプロフィールのオーナー権限は、お店に残したまま作業します
  • 割引や特典と引き換えに口コミを集めることはしません(Googleのルールで禁止)