外国人のお客さん(インバウンド)にGoogleマップで見つけてもらうには(多言語の口コミ・返信)
外国人のお客さんにGoogleマップで見つけてもらうには、店名はそのままにして、写真・営業時間・支払い方法・行き方を、言葉が分からなくても伝わる形でそろえることが近道です。外国語の口コミには、書いた人の言語で、短く丁寧にお礼を返します。
この記事では、訪日客に向けてお店側ができることを、Googleの公式ヘルプと日本政府観光局(JNTO)の統計をもとにまとめました。飲食・美容・小売・宿泊の業種ごとに、優先して整えたいことも紹介します。こうした日々の手入れを続ける時間がとれないときは、当社の「MEOで同業比較くん」に任せていただくこともできます。
出典
- Googleビジネスプロフィール ヘルプ:Google に掲載するビジネス情報のガイドライン
- 同:ビジネスの属性を管理する
- 同:ユーザーからのクチコミを管理する
- 同:クチコミを増やすためのヒント
- 同:メニュー エディタについて
- 同:ビジネス プロフィールを編集する
- Googleマップ ヘルプ:Google マップの言語やドメインを変更する
- 同:Google マップでクチコミと評価を追加、編集、削除する
- 日本政府観光局(JNTO):訪日外客統計の「年別 訪日外客数、出国日本人数の推移」
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訪日客はどのくらい来ているか
日本政府観光局(JNTO)の統計では、訪日外客数は2024年が36,870,148人、2025年が42,683,301人でした(いずれも確定値)。2025年は前の年より15.8%増えています。
旅行中のお客さんは土地勘がないため、近くのお店を地図で探す場面があります。日本人のお客さんと同じ画面を見ていても、言葉が読めない分だけ、写真や数字のように言葉に頼らない情報で選ばれやすくなります。外国人のお客さまに見てもらう前に、口コミの数や評価が近くのお店と比べてどれくらいかを知っておくと、整える順番を決めやすくなります。地図で自分の店が近所の同業店の何番目に出ているかも含めて、無料の比較ページに店名と地域を入れれば登録なしで確かめられます。
外国人のお客さんには、お店の情報がどう見えるか
Googleマップのヘルプでは、地図のラベルはその国の現地語で表示され、場所の情報は見る人が選んだ言語で表示されるとしています。つまり、英語の設定で日本の地図を開いても、地図の上の文字は日本語のまま出ます。
ここから分かるのは、次の2点です。
- 地図の文字だけでは、外国人のお客さんはお店の場所を確かめにくいことがあります。外観や入口の写真が目印になります
- お店の説明文や口コミは、日本語で書かれたものを相手が読めるとは限りません。料金や営業時間のように、数字で伝わる情報をきちんと入れておきます
口コミについては、Googleマップのヘルプで、Googleアカウントの言語設定で言語を選んでGoogleマップを再読み込みすると、別の言語で口コミを読めると案内されています。お店の側でも、外国語の口コミの内容を確かめるときに使えます。
店名に英語を足してはいけない
外国人向けに、店名のあとに英語の名前や「Japanese Restaurant」のような言葉を足したくなるかもしれません。これはGoogleのガイドラインに反します。
Googleのガイドラインでは、同じビジネス名を複数の言語や文字体系で繰り返すことは、実店舗の看板にそのように表示されている場合でも認められないとしています。ガイドラインの例でも、英語とカタカナを並べた名前は認められず、どちらか1つにした名前が正しい例として示されています。
また、ビジネス名に不要な情報を入れることもできず、キャッチコピーや業種を表す言葉を足すと、プロフィールが停止されることがあります。看板が日本語と英語の両方で書かれていても、Googleマップの店名はどちらか一方にします。
| やりたいこと | 店名ではなく、ここで伝えます |
|---|---|
| 英語の名前も知ってほしい | 看板が写った外観の写真 |
| 何のお店か伝えたい | カテゴリと写真 |
| 外国語で対応できると伝えたい | 説明文とメニューの写真 |
店名の決まりのくわしい解説は、「Googleマップの店名の決まり」にまとめています。
言葉に頼らずに伝わる情報をそろえる
外国人のお客さんが来店を決める前に確かめたいことは、日本人のお客さんとそれほど変わりません。違うのは、文章を読まずに分かるかどうかです。次の順番で整えていきます。
- 営業時間と定休日:数字で伝わるので、いちばん効きます。祝日や年末年始の特別営業時間も入れておきます。
- メニューや料金の写真:英語のメニューがあれば、その写真を載せます。料理の写真に価格が添えてあると、読めなくても選べます。
- 支払い方法:属性で、使える電子決済を「はい」にします。現金のみのお店は、そのことも属性で伝えられます。
- 外観と入口の写真:ビルの何階か、入口がどこかが分かる写真を載せます。地図の文字が読めない人の目印になります。
- 説明文:英語メニューがある、カードが使える、といった事実を短く書きます。
メニューの載せ方
飲食店は、メニュー エディタで、セクションごとに料理名・説明・価格を登録できます。Googleのヘルプでは、メニューの写真やPDFをアップロードできること、メニューの載ったページへのリンクを登録できることも案内しています。
英語のメニューを自店のホームページに載せている場合は、そのページへのリンクを登録する方法もあります。メニューやサービスの登録の手順は、「Googleマップのメニュー・サービス・商品の登録方法」にあります。
支払い方法などの属性
属性は、Google検索とGoogleマップのプロフィールに表示される、お店の特徴の情報です。Googleのヘルプでは、属性を追加すると、その特徴を持つ場所を探している人の検索に表示されることがあるとしています。
| 属性の種類 | Googleのヘルプに載っている例 |
|---|---|
| 電子決済(日本のみ) | 交通系IC、PayPay、楽天ペイ |
| 同上 | d払い、au PAY、Vマネー |
| 支払い | 現金のみ |
| 設備 | Wi-Fi、テラス席 |
| バリアフリー | 車いす対応の入口、トイレ、駐車場 |
属性の変え方は、「プロフィールを編集」から「その他」を選び、変えたい属性のカテゴリの横にある編集アイコンを選んで、「はい」か「いいえ」を選んで「保存」します。編集内容の確認には、通常10分ほどかかり、最長で30日かかることもあります。
属性の中には、お店が直接編集できるものと、来店したお客さんからの情報で自動的に入るものがあります。業種や地域によっては、変えられない属性もあります。
外国語の口コミへの返信
外国語の口コミが届いたら、書いた人の言語で、短くお礼を返すのが基本です。Googleのヘルプでは、返信はわかりやすく、有益で、礼儀正しいものにし、長すぎる返信は読む気をなくすことがあるとしています。お得な情報やプロモーションを示す必要はないとも書かれています。
外国語に自信がない場合は、長い文を作らず、決まった短い文を使います。翻訳の道具で作った文は、日本語に訳し戻して、意味がずれていないかを確かめてから送ります。
| 言語 | 短いお礼の例 |
|---|---|
| 英語 | Thank you for visiting us! |
| 英語(続き) | We hope to see you again. |
| 中国語(簡体字) | 谢谢您的光临,期待再次见到您。 |
| 韓国語 | 방문해 주셔서 감사합니다. |
口コミの中で、料理の名前や担当したスタッフなど、具体的にほめてもらったことがあれば、そこにひと言ふれると、決まった文だけより気持ちが伝わります。
不満が書かれていた場合も、日本語の口コミと同じように、まず謝るべき点を謝り、できることとできないことを説明します。言葉の行き違いが原因のときは、相手を責める書き方にならないよう気をつけます。返信の書き方や例文は、「口コミ返信の例文30選とやり方」にまとめています。
返信はGoogleのコンテンツ ポリシーに沿っているか審査され、通常は10分以内に載りますが、最長で30日ほどかかることもあります。
口コミのお願いで気をつけること
外国人のお客さんに口コミをお願いするときは、QRコードやリンクを渡すだけにします。Googleのヘルプでは、口コミの投稿や変更と引き換えに、無料や割引で商品やサービスを提供することは、虚偽のエンゲージメントとして固く禁じられています。「口コミを書いてくれたらドリンク1杯サービス」のような声かけは、外国語であってもしません。
業種ごとに優先したいこと
| 業種 | 優先して整えたいこと |
|---|---|
| 飲食 | 英語メニューの写真、料理の写真、価格 |
| 美容 | 料金表の写真、予約の方法 |
| 小売 | 支払い方法の属性、店内と商品の写真 |
| 宿泊 | 外観と入口の写真、チェックインの時刻 |
飲食店
料理の写真は、言葉が読めなくても選べる手がかりになります。料理名と価格が分かるメニューの写真を、英語のメニューがあればそれも合わせて載せます。食べられない食材がある人もいるので、使っている食材を説明に書けるメニューは書いておきます。
美容室・ネイル・エステ
言葉に不安のあるお客さんにとって、料金と所要時間が前もって分かることは大きな安心になります。料金表の写真をはっきり読める大きさで載せ、予約の方法を説明文に書きます。外国語で対応できるスタッフがいる日が決まっている場合は、そのことを説明文に書いておくと、来店の前に安心してもらえます。
小売店
支払い方法の属性を、まず正しく入れます。お店の中の様子や、主な商品の写真があると、何のお店かが言葉なしで伝わります。
宿泊施設
ホテルは、オーナー確認が済んでいれば、ビジネス プロフィールの管理画面のホテルの属性の欄から、サービスや設備の情報を編集できます(パソコンからのみ)。チェックインとチェックアウトの時刻も、ホテルで登録できる項目です。重い荷物を持った人が迷わないよう、最寄り駅からの道の目印や入口の写真を載せておきます。
よくある失敗
- 店名のあとに英語の名前を足す:看板にそう書いてあっても、ガイドラインで認められていません。
- 店名に「Sushi」「Ramen」などの言葉を足す:ビジネス名に不要な情報を入れると、プロフィールが停止されることがあります。
- 外国語の口コミを放っておく:読めないからと返信しないと、ほかの外国人のお客さんにも、対応してもらえない印象を与えます。
- 翻訳した長い返信を確かめずに送る:意味がずれたまま載ることがあります。短い文にして、訳し戻して確かめます。
- 口コミと引き換えに割引をする:Googleで固く禁じられています。
Googleマップの運用を任せたいときは
当社の「MEOで同業比較くん」は、お店のGoogleビジネスプロフィールに「管理者」として加わり、写真や属性の整備、口コミへの返信を続けていきます。届いた口コミすべての返信文を作ってLINEでお送りし、ご確認いただいてから返信します。月額4,980円(税込)、初期費用0円、契約期間の縛りはなく、最初の1ヶ月は無料です。
含まれる作業と料金は、料金のご案内にまとめています。
よくあるご質問
店名に英語の表記を足すと、外国人に見つけてもらいやすくなりますか?
足してはいけません。Googleのビジネス情報のガイドラインでは、同じビジネス名を複数の言語や文字体系で繰り返すことは、実店舗の看板にそのように表示されている場合でも認められないとしています。たとえば「〇〇 Cafe 〇〇カフェ」のように英語と日本語を並べた名前は認められず、どちらか1つにする形が示されています。
外国人のお客さんには、Googleマップのお店の情報は何語で見えますか?
Googleマップのヘルプでは、地図のラベルはその国の現地語で表示され、場所の情報は見る人が選んだ言語で表示されるとしています。日本の地図を英語の設定で見ても、地図の上の地名は日本語のまま出るため、お店の外観や看板の写真が目印として役に立ちます。
外国語の口コミには、何語で返信するのがよいですか?
書いた人の言語で、短くお礼を返すのがおすすめです。Googleのヘルプでは、返信はわかりやすく、有益で、礼儀正しいものにし、長すぎる返信は読む気をなくすことがあるとしています。外国語に自信がなければ、短い決まった文にして、日本語の一文を添えても構いません。
外国語の口コミは、自分には日本語で読めますか?
Googleマップのヘルプでは、口コミを別の言語で読む方法として、Googleアカウントの言語設定で言語を選び、Googleマップを再読み込みする手順を案内しています。
支払い方法は、Googleマップのどこに載せられますか?
「属性」に載せます。Googleのヘルプでは、日本のみの電子決済の属性として、交通系IC、PayPay、楽天ペイ、d払い、au PAY、Vマネーを挙げています。「プロフィールを編集」から「その他」を選び、当てはまる項目で「はい」を選んで保存します。
外国人のお客さんに口コミを書いてもらうために、割引をしてもいいですか?
できません。Googleのヘルプでは、口コミの投稿や変更と引き換えに、無料や割引で商品やサービスを提供することは、虚偽のエンゲージメントとして固く禁じられています。お願いするときは、QRコードやリンクを案内するだけにします。
Googleマップの運用を業者に任せると、費用はどのくらいですか?
当社が2026年10月に、料金を公開しているGoogleマップ運用代行6社を調べた範囲では、月額は税込14,800円〜54,780円でした。当社の「MEOで同業比較くん」は月額4,980円(税込)、初期費用0円で、届いた口コミすべての返信文を作ってお送りします。