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ホテル・旅館・民泊の集客とGoogleマップ(宿泊施設のプロフィールと表示のルール)

ホテル・旅館のGoogleマップで、ほかの業種と違う扱いと、することをまとめた表

宿泊施設のGoogleマップは、営業時間を編集できない、割引の投稿ができない、料金と予約リンクは別の仕組みから出てくるという点で、ほかの業種と大きく違います。この違いを知ったうえで、チェックイン・チェックアウトの時刻、設備の情報、写真、口コミの返信を整えるのが、ホテル・旅館のMEO対策の中心になります。

この記事では、ホテル・旅館・民泊の集客方法を比べたうえで、宿泊施設だけに当てはまるGoogleのルールと、旅館業法・住宅宿泊事業法・景品表示法で気をつけたい表示を、公式のヘルプと法令をもとにまとめました。フロントや清掃に手を取られて、プロフィールの手入れや口コミの返信まで回らないときは、当社の「MEOで同業比較くん」に、日々の更新をまるごと預けていただくこともできます。

出典

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宿泊施設の集客方法は、主に6つ

ホテル・旅館・民泊の集客の方法は、大きく分けると次の6つです。どれか1つに頼るより、「泊まる場所を探している人に見つけてもらう入口」と「また泊まってもらう仕組み」を組み合わせるほうが、予約の入口が1か所に偏りません。

方法得意なこと弱いところ
宿泊予約サイト宿を探す人に、まとめて見てもらう手数料がかかり、近くの宿と並ぶ
Googleマップ・Googleホテル検索地図で場所と周りを見て選んでもらう情報が古いと、比べる段階で外される
自社サイトの直接予約手数料なしで、宿の思いまで伝える作っただけでは見つけてもらいにくい
InstagramなどのSNS客室や景色、料理の雰囲気を伝える見た人が、料金や空室を別に調べる
リピーター・会員一度泊まった人に、また来てもらう連絡の仕組みがないと途切れやすい
観光協会など地域の案内その土地に行く人の目に入る載せ方や更新を自分で決めにくい

このうち、Googleマップで見つけてもらい、選んでもらうための取り組みをMEO対策と呼びます。使うのはGoogleビジネスプロフィールで、作成も情報の掲載も無料です。宿泊予約サイトをやめる必要はなく、予約サイト・自社サイト・Googleマップで、料金の条件や設備の情報をそろえて、入口を1つ増やす使い方ができます。

この記事では、6つのうちGoogleマップを中心に、宿泊施設ならではの決まりと整え方をまとめます。

宿泊施設のGoogleマップは、ここがほかの業種と違う

Googleのヘルプを読むと、ホテルにはほかの業種と違う扱いがいくつもあります。先に全体を表で見ておきます。

項目ホテルの場合(Googleの案内)
営業時間24時間営業とされ、編集できない
チェックイン・アウトホテルは時刻を追加できる
設備・サービス「ホテルの詳細」から編集する
料金・予約リンクホテル広告と無料の予約リンクから出る
投稿「特典」の投稿は作成できない
クラス評価Googleが評価したホテルに出る
館内のレストラン別のプロフィールにできる

飲食店や美容室向けの解説をそのまま当てはめると、できないことを探して時間を使ってしまいます。順に見ていきます。

チェックイン・チェックアウトの時刻を入れる

Googleのヘルプでは、ホテルは24時間営業しているため、営業時間を編集することはできないとしています。そのかわり、ホテルはビジネスプロフィールにチェックイン時刻とチェックアウト時刻を追加できます。

この時刻は、利用者からの報告など、Googleが複数のところから集めた情報で変わることがあり、それを自動で受け入れるかどうかはオーナーが選べるとされています。季節によってチェックインの時刻を変える宿は、プロフィールの表示が実際と合っているかを、変えるたびに確かめましょう。

夜遅く着く人や、早く着いて荷物だけ預けたい人は、時刻と一緒に「何時まで受付できるか」「荷物を預けられるか」も知りたがります。説明文やよくある質問への答えとして、短く書いておくと親切です。

ホテルの詳細(設備・サービス)を整える

ホテルの設備やサービスの情報は、ほかの業種の「属性」とは別の画面で編集します。Googleのヘルプでは、オーナー確認を済ませたホテルは、次の手順でサービスや設備の情報を編集できるとしています。この機能はパソコンでのみ使えます。

  1. ビジネスプロフィールに移動します
  2. 「プロフィールを編集」を選びます
  3. 「ホテルの詳細」を選びます(情報を編集するための別のツールが開きます)
  4. 追加したい属性を検索し、情報を入力します
  5. 「保存」を選びます

泊まる人が予約の前に確かめたいのは、たとえば駐車場、Wi-Fi、朝食、ペットを連れて行けるかどうか、といったことです。あるのに入れていない設備がないかを、一度すべて見直しましょう。

ヘルプでは、「ペット同伴可」「無料 Wi-Fi」「無料駐車場」のようなおすすめポイントが、設備の情報の横に目立つアイコンで出ることがあるとも案内しています。ただし、すべてのホテルに表示される保証はありません。あわせて、近くの宿泊施設と比べて自分の宿が地図で何番目に出ているか、口コミの数や評価にどれくらい差があるかも見ておくと、どこから整えるかを決めやすくなります。近くの宿と比べられる無料のページに宿の名前と地域を入れると分かり、登録は要りません。

館内のレストランや温泉は、別のプロフィールにできる

ホテルの中にあり、泊まらない人も使えるレストラン、ラウンジ、店舗、スパなどは、それぞれ別のビジネスプロフィールを作れます。Googleのガイドラインでも、ホテル内のレストランやバーは、ホテルのプロフィールにカテゴリを足すのではなく、別々のプロフィールにするとしています。ランチ営業をしているレストランなら、ホテルとは別の営業時間を出せるようになります。

料金と予約リンクは、どこから出ているか

Googleでホテルを調べると、宿泊料金と予約先のリンクが並んで表示されます。Googleのヘルプでは、ホテルのプロフィールに表示される料金と予約リンクは、Googleホテル広告と、無料の予約リンクから取得されているとしています。ビジネスプロフィールの編集画面で直接入れる情報ではありません。

仕組みGoogleの案内
無料の予約リンク広告ではなく、さまざまな要素で順位が決まる
同上の費用予約パートナーに料金は課されない
ホテル広告「広告」の表示が付き、入札が必要

無料の予約リンクには、新しいホテルもHotel Centerのスタートガイドに沿って登録できるとされています。上位の掲載枠を買うことはできず、上位に出したい場合はGoogle広告でホテル広告に入札する必要があります。

自社サイトでの直接予約を増やしたい宿は、自社サイトの料金がこの並びに出ているかを一度確かめてみてください。出ていない場合は、いま使っている予約システムの会社が対応しているかを問い合わせるのが近道です。

投稿で、割引やセールを案内しない

ここは、宿泊施設でいちばん間違えやすいところです。Googleの投稿のコンテンツポリシーでは、ホテルは「特典」の投稿を作成できないとしています。さらに、特価セール、プロモーション、スペシャルオファー、割引に触れる投稿や、それらへのリンクを含む投稿も作れません。理由は、利用者が通常の宿泊料金と広告の料金を見比べるときに、混乱しないようにするためと説明されています。

一方で、ホテルは投稿で、利用者に正確で時期に合った情報を届けられるとされています。割引に触れずに伝えられることは、たくさんあります。

  • 紅葉や雪景色など、いまの季節の景色
  • 館内の催しや、朝食の新しい料理
  • 近くのお祭りや花火大会の日程と、宿からの行き方
  • 大浴場の改装など、設備のお知らせ

「秋の早割」や「連泊で〇%オフ」は、投稿には書きません。宿泊プランの案内は、自社サイトや予約サイトの側で行います。業種ごとの投稿の決まりは、「業種別:Googleマップで気をつける広告のルール早見表」にあります。

宿の名前に、アクセスや宣伝の言葉を足さない

Googleのガイドラインでは、ビジネス名に不要な情報を入れることを認めていません。ホテルの例として、「ホリデーホテル(中央自動車八王子インターすぐ)」は認められず、「ABC ホテル八王子」は認められる形が示されています。

「駅徒歩3分」「温泉付き」「格安」のような言葉は、名前ではなく、写真と説明文で伝えます。名前の決まりのくわしい解説は、「Googleマップの店名の決まり」にあります。

旅館業法・住宅宿泊事業法で決まっていること

宿泊の仕事は、ホテル・旅館として許可を受けて営む場合と、民泊として届出をして営む場合とで、守る法律が変わります。

区分根拠となる法律始めるときの手続き
ホテル・旅館・簡易宿所旅館業法都道府県知事などの許可
民泊(住宅宿泊事業)住宅宿泊事業法都道府県知事などへの届出

ホテル・旅館の場合

旅館業法第3条では、旅館業を営もうとする者は、都道府県知事(保健所を設置する市や特別区では市長や区長)の許可を受けなければならないとしています。また第6条で、宿泊者名簿を備えることが決められています。

民泊の場合

住宅宿泊事業法では、民泊として人を泊められる日数を、1年間で180日を超えないものとしています。そして第13条で、住宅宿泊事業者は、届出住宅ごとに、公衆の見やすい場所に、決められた様式の標識を掲げなければならないとしています。

文京区の案内では、標識には届出番号、届出年月日、事業者の緊急連絡先、住宅宿泊管理業者の情報などが書かれ、門扉や玄関など、見やすい位置に掲げられるとしています。標識の様式や掲げ方の細かい点は、届出先の自治体の案内を確かめてください。

観光庁の民泊制度ポータルサイトでは、外国人の宿泊者に向けて、設備の使い方、交通手段、災害のときの連絡先を、外国語で案内することも求めています。

民泊は、Googleビジネスプロフィールを使えない場合がある

Googleのバケーションレンタル向けのヘルプでは、個人の住宅所有者は、現時点では自身の住宅でGoogleビジネスプロフィールを利用できないとしています。また、個人対個人のレンタル、個人の部屋、一軒家の一室といった掲載は、Googleの民泊検索結果に表示されないとされています。

個人で家の一部を貸している民泊は、Googleマップより、宿泊予約サイトと自社サイトを入口の中心にすることになります。プロの物件管理会社として複数の物件を扱っている場合は、Googleのバケーションレンタルの仕組みに、接続のためのプロバイダを通じて参加する道があるとされています。

宿泊料金を書くときは、景品表示法に気をつける

自社サイトや説明文に宿泊料金を書くときは、景品表示法の価格表示のルールがかかります。消費者庁の価格表示ガイドラインのうち、宿泊施設に関係の深いところを2つ紹介します。

誰が、どの条件でその料金になるのかを書く

ガイドラインでは、販売価格を表示するときに、販売価格、その価格が適用される商品の範囲、その価格が適用される顧客の条件を正確に表示する必要があるとしています(第3の1)。宿泊料金に置きかえると、次のようになります。

書くこと宿泊施設での例
料金1泊 12,000円(税込)
料金に含まれるもの朝食付き、入湯税は別
料金の単位1室2名利用時の1名あたり
その料金になる条件日曜〜木曜のご宿泊

1室の料金なのか、1名の料金なのかがあいまいなままだと、着いてから「思っていた金額と違う」と感じさせてしまいます。

繁忙期の料金を「標準料金」として並べない

ガイドラインには、リゾートホテルの例がそのまま載っています。「標準料金1人当たり40,000円のところ〇月〇日〜〇日に限り20,000円」と書いていても、実際にはその40,000円が泊まる人が多い特定の期間に限って使われている料金であるときは、不当表示に当たるおそれがあるとしています(第4の5(2)イ)。

いつもの料金と並べて安さを見せる場合は、比べる料金が、最近しばらく実際に使われていたものでなければなりません。ガイドラインでは、セールを始める時点からさかのぼる8週間のうち、その料金で売っていた期間が半分を超えていることなどを目安として示しています(第4の2(1)ア(ウ))。細かい判断に迷うときは、消費者庁の資料を確かめるか、専門家に相談してください。

口コミのお願いと返信

宿泊施設の口コミは、泊まる前の人が、部屋の広さや音、朝食、スタッフの対応を確かめる手がかりになります。お願いするのに向いているのは、チェックアウトのときや、お見送りの場面です。Googleのヘルプでは、口コミを書いてもらうために、Googleのリンクを開いてもらうか、QRコードを読み取ってもらうよう頼めるとしています。

一方で、口コミの投稿と引き換えに、無料や割引で商品やサービスを提供することは、虚偽のエンゲージメントとして固く禁じられています。「口コミを書いてくれたら次回10%オフ」「ドリンク1杯サービス」のような声かけはしません。

返信では、宿泊した日付や部屋番号、同行した人など、泊まった人が特定されることには触れません。設備への不満には、直したことや、これからの対応を短く書きます。返信の型と例文は、「口コミ返信の例文30選とやり方」にあります。

海外からのお客さまが多い宿は、外国語の口コミへの返し方や、言葉に頼らずに伝わる写真のそろえ方は、「外国人のお客さん(インバウンド)にGoogleマップで見つけてもらうには」にあります。

よくある失敗

  • 投稿で「早割」や「〇%オフ」を案内する:ホテルは割引に触れる投稿を作れません
  • 宿の名前に「駅前」「温泉付き」などを足す:ガイドライン違反で、プロフィールが停止されることがあります
  • チェックインの時刻を変えたのに、プロフィールを直していない:早く着いた人を待たせ、厳しい口コミにつながりやすくなります
  • あるのに設備の情報に入れていない:駐車場やWi-Fiで探している人に、候補として見てもらえません
  • 1室の料金か1名の料金かを書いていない:着いてからの行き違いのもとになります
  • 民泊の標識を掲げないまま始める:住宅宿泊事業法で決められた義務です

Googleマップの運用を任せたいときは

当社の「MEOで同業比較くん」では、近くの宿泊施設との比較表を毎月お作りし、写真や設備の情報、説明文の手直し、割引に触れないお知らせの投稿、口コミの返信文の作成を行います。返信文はLINEでお送りし、ご確認いただいてから返信します。月額4,980円(税込)、初期費用0円、契約期間の縛りはなく、最初の1ヶ月は無料です。

含まれる作業と料金は、料金のご案内にまとめています。

よくあるご質問

ホテル・旅館の集客方法には、どんなものがありますか?

主に、宿泊予約サイト、Googleマップ・Googleのホテル検索、自社サイトの直接予約、InstagramなどのSNS、リピーター・会員、観光協会など地域の案内の6つです。泊まる場所を探している人に見つけてもらう入口と、また泊まってもらう仕組みを組み合わせると、予約の入口が1か所に偏りません。Googleマップは無料のGoogleビジネスプロフィールで管理できます。

ホテルのGoogleマップで、営業時間を変えられないのはなぜですか?

Googleのヘルプでは、ホテルは24時間営業しているため営業時間を編集することはできないとしています。その代わり、ホテルはビジネスプロフィールにチェックイン時刻とチェックアウト時刻を追加できます。

ホテルの投稿で、割引や宿泊プランのセールを案内できますか?

できません。Googleの投稿のコンテンツポリシーでは、ホテルは「特典」の投稿を作成できず、特価セール、プロモーション、スペシャルオファー、割引に触れる投稿や、それらへのリンクを含む投稿も作成できないとしています。通常の宿泊料金と広告の料金を見比べるときに、利用者が混乱しないようにするためと説明されています。

Googleのホテルのプロフィールに出る料金と予約リンクは、どこから来ていますか?

Googleのヘルプでは、ホテルのプロフィールに表示される料金と予約リンクは、Googleホテル広告と無料の予約リンクから取得されているとしています。無料の予約リンクは、Hotel Centerのアカウントから参加でき、予約パートナーに料金は課されず、Googleも掲載やクリックに対して費用を請求しないとされています。

民泊でも、Googleビジネスプロフィールを使えますか?

個人の家を貸している場合は、使えません。Googleのバケーションレンタル向けのヘルプでは、個人の住宅所有者は、現時点では自身の住宅でGoogleビジネスプロフィールを利用できないとしています。個人対個人のレンタルや、一軒家の一室といった掲載も、Googleの民泊検索結果に表示されないとされています。

民泊の届出番号は、どこに出す決まりがありますか?

住宅宿泊事業法第13条で、住宅宿泊事業者は、届出住宅ごとに、公衆の見やすい場所に、決められた様式の標識を掲げなければならないとされています。文京区の案内では、標識には届出番号、届出年月日、緊急連絡先、住宅宿泊管理業者の情報などが書かれているとしています。

ホテル・旅館のGoogleマップの管理は、業者に任せられますか?費用はどのくらいですか?

任せられます。写真や設備の情報の手直し、お知らせの投稿、口コミへの返信は、Googleビジネスプロフィールの管理者として招待すれば、代行会社が行えます。当社が2026年10月に、料金を公開しているGoogleマップ運用代行6社を調べた範囲では、月額は税込14,800円〜54,780円でした。当社の「MEOで同業比較くん」は月4,980円(税込)、初期費用0円、契約期間の縛りはなく、最初の1ヶ月は無料です。

この記事について

MEOで同業比較くん編集部合同会社エスコネクト

Googleマップでの見つけられやすさを、近隣の同業他社さまと比べながら整えるサービス「MEOで同業比較くん」の編集部です。記事は、Googleの公式ヘルプや法令・国の資料を確認して書いています。確認した時期は、各記事の出典に書いてあります。

当社が約束していること

  • Googleマップでの表示順位は保証しません。順位を決めるのはGoogleです
  • Googleビジネスプロフィールのオーナー権限は、お店に残したまま作業します
  • 割引や特典と引き換えに口コミを集めることはしません(Googleのルールで禁止)